スマホの写真で、十分なことは多い
いまのスマートフォンは、ホームページに載せるには十分すぎるほどきれいに撮れます。写真が「いまひとつ」に見える原因は、カメラの性能よりも、光と角度と背景であることがほとんどです。
逆に言えば、その3つに気をつけるだけで、見違えるほど良くなります。
いちばん効くのは、明るさ
写真の印象を大きく左右するのが光です。おすすめは、晴れた日の昼間、窓から入る自然光。窓のそばで、窓を横か斜め前にして撮ると、やわらかく明るい写真になります。
室内の照明だけで撮ると、色が黄色っぽくなったり、影が強く出たりしがちです。照明と窓の光が混ざると、色もちぐはぐになります。撮る前に部屋の明かりを消して、窓の光だけにしてみると、違いがよくわかります。
フラッシュは、ほとんどの場合使わないほうがきれいです。料理や商品の写真では、特にそう感じます。
まっすぐ撮るだけで、きちんと見える
建物や店内、棚の写真が傾いていると、それだけで落ち着かない印象になります。スマートフォンのカメラの設定で「グリッド(格子の線)」を表示させ、柱や壁の線をグリッドに合わせて撮ってみてください。
もうひとつ、ズームはなるべく使わず、自分が近づいて撮るのが基本です。指で広げるズームは、画質が落ちることがあります。そして撮る前に、レンズを服でひと拭き。意外と、これだけで写真のくもりが取れます。
背景を片づけると、主役が引き立つ
写っているものが多いほど、見る人は何を見ればいいのか迷います。段ボール、配線、掲示物、置きっぱなしの道具。撮る前に、画面に入るところだけでも片づけてみてください。
人を撮るときも同じです。後ろがすっきりした壁や、奥行きのある場所を選ぶと、表情が引き立ちます。なお、スタッフやお客様の顔が写る写真は、ホームページに載せてよいか、本人に確かめてから使いましょう。
横と縦、両方撮っておく
ホームページのいちばん上の大きな写真は、横長で使うことが多くあります。一方で、SNSやスマートフォンの画面では縦長が映えます。
同じ場面を、横向きと縦向きの両方で撮っておくと、あとで使える場所が広がります。また、主役を画面のまん中ぎりぎりまで寄せず、まわりに少しゆとりを残して撮っておくと、ホームページに合わせて切り取りやすくなります。
プロに頼む写真と、自分で撮る写真
すべてをプロに頼む必要はありません。私たちは、こんなふうに分けることをおすすめしています。
会社の顔になる写真、たとえばトップページの写真や外観、代表やスタッフの写真は、プロに頼む価値があります。何年も使い続ける写真だからです。一方で、日々の仕事の様子や新しい商品、季節のお知らせなどは、自分たちで撮ったほうが、こまめに新しくできます。
業種ごとの写真の考え方は、美容室・サロンのコラムや工務店・外構のコラムでも書いています。
写真のことも、相談してください
手元の写真で足りるのか、撮り直したほうがいいのか。ホームページの制作では、写真を選ぶところからお手伝いしています。撮影の代行もお引き受けしています。
よくあるご質問
スマートフォンで撮った写真だけで、ホームページはつくれますか?
つくれます。写真をお預かりして、明るさや傾きを整えてから使います。足りない写真があれば、撮り方のご相談や、撮影の代行もお受けしています。
写真の明るさや色は、あとから直せますか?
ある程度は直せます。ただ、暗すぎる写真やぶれた写真は、直すのに限りがあります。撮るときに明るさと水平に気をつけておくと、仕上がりがずっと良くなります。